内航海運3つの特長

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国内の港と港を結び、省エネで荷物を運びます。

国内の港と港を結び、国内物流を担う海上の輸送手段、それが内航海運です。陸上輸送に比べ、省エネで環境にもやさしい内航海運は、まだまだ大きな可能性を秘めています。業界に属する各社の努力で、より効率的で利便性の高い輸送手段としてさらなる発展が期待されています。


01 日本に最適な輸送手段

四方を海に囲まれた日本に欠かせない
海上輸送手段です。

 国内貨物の輸送手段は主に、自動車・鉄道・航空機・船舶などがあり、その中で船舶によって貨物を運ぶ輸送手段のことを内航海運といいます。
 四方を海に囲まれた日本では、古くから船舶輸送は重要な流通の基盤となってます。
 この内航海運は、国内の輸送活動量シェアの約40%、石油製品・金属・セメントなど主要8品目に限定すればおよそ80%のシェアを占めており、現在約3500隻あまりの内航船舶が国内の港から港を網の目のように結び、様々な貨物輸送でいまこの瞬間にも活躍しています。
 その平均輸送距離は、自動車の8倍にあたり、重い物を遠くに運ぶために欠かせない国内の重要な輸送手段となっています。

日本の輸送期間分担率(トンキロ)

02 環境にやさしい内航海運

内航船はトラックの5分の1のエネルギー消費です。

 さらに内航海運の貨物輸送に必要なエネルギー対比は、営業用トラックの1/5、自家用トラックの1/20、さらに航空機の1/40になります。近年盛んに叫ばれている地球温暖化など環境問題対策においても、その省エネルギー性に注目が集まっています。

輸送に消費するエネルギー

03 災害に強く安定性の高い内航海運

陸上の交通網が寸断されても確実に物資が運べます。

 内航海運は産業・生活物資の安定輸送手段でもあり、大震災・大災害時に交通網が寸断されても、確実に物資を運ぶ手段として、私たちに欠かすことの出来ないものなのです。


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